更新日:2019/03/20
お申込みはこちら
★★★当研修会は、2019年7月21日(日)に延期となりました★★★
スイングウェッジ・アタッチメントは、健全な歯牙を傷つけず、いかにして義歯を安定させるかという課題から生まれた新しいタイプの「義歯用アタッチメント」です。クラスプの様に、金属の弾性を利用して歯牙のアンダーカットに入れ、把持力で義歯を維持安定させる手法は、現在も義歯設計の基本です。しかしながら、着脱時に鈎歯に加わる不必要な力や、維持安定を計る為に付けたクラスプは数が増えれば増えるほど、患者さんにとって扱いづらい物になって行くという現実があります。ましてや、不幸にして疾病の後遺症で体の自由を奪われた患者さんにとって、クラスプデンチャーを自分自身で着脱するのは非常に困難なのです。スイングウェッジアタッチメント義歯は装着後に維持装置をアンダーカットに入れ、外す際は、逆に維持装置を外してから取り出す為、不要な力を鈎歯に与える事無く着脱を行なえ、しかも、維持装置は2箇所以上必要ありません。更に、拮抗する面によって抑える為、RPIやクラスプの点や線での維持と違い極めて安定しております。場合よっては両側に亘る義歯でも維持装置を1箇所に留め、片手着脱が出来る設計にすることも可能なのです。
「スイングウェッジアタッチメント義歯」の特長
以上8つの項目が挙げられます。
2000年にFDIより発表されたミニマルインターベンションの概念「最小の侵襲」、出来るだけ削らず、出来るだけ抜かずという体に対する侵襲を最小限にしようと言う治療概念から観ても、この「スイングウェッジアタッチメント義歯」はその目的に合致した補綴物であるはずです。ぜひ、本研修会に参加して実際の手に触れ、確認してみて下さい。お待ちしております。
*2016年 歯科技工6月号の論文が掲載されております。
09:30 『スウィングウェッジアタッチメントの解説』前歯用、臼歯用の使い方
10:30 『実技・ステップ1』サベーイング
11:00 『実技・ステップ2』スウィングウェッジアタッチメントの使用法
12:00 昼食
13:00 『実技・ステップ3』ワックスアップ
14:00 『実技・ステップ4』ワックスアップ
16:00 「臨床への様々な応用」と成功させるツボ
伊藤富夫
多くを語らず、寡黙に補綴物を製作する姿は
決して妥協を許さない。30年を超える医院勤務の中で、数々の新しい技術に挑み、身に着け、患者様の満足の為にひたすら努力精進を重ねた日々であった。独立してからもその姿勢は、微動だにしない。
患者様の満足の為に、今も日々努力を怠らない。
【略歴】
1954年 三重県員弁郡大安町に生まれる。
1972年 東邦歯科技工士専門学校2部卒業
1972年 ユニバーサルラボ(現ユニデント)勤務
1975年 セントラル歯科(四日市市)勤務
卒後千代田ポーセレン研究所の研修を長期間受講
現在の礎とする。
2012年 デンタルラボ「TiL」を創業
現在に至る。
¥36,720(昼食付・消費税含む)
※スウィングウェッジアタッチメント前歯用・臼歯用各1(¥10,000/¥8,000 相当)
マルチックス1缶(¥2,500 相当)
エキスパートワックス1缶(¥2,500 相当)
作業用石膏模型付
振込先:常陽銀行多賀支店 (普)1307125 チョーワ(株)
締切日:7月10日
定員:15名
下記の方法でお申し込み頂けます。
※定員に達し次第、募集を打ち切らせていただきます
※いずれの場合も、受講料を下記口座にお振込み頂いた時点で正式にお席を確保させて頂きます。
お振込み完了後は速やかにご連絡くださいませ。