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Workshop/クラスプから解放された金属床:ムービングトラックシステム 設計と臨床


Index/索引

1.概要
2.次回予定日時/場所
3.研修時間割
4.講師
5.料金詳細
6.お申し込み


1.概要


30年間に渡りキャストパーシャルの設計製作に携わりながら、クラスプデンチャーの避けられない欠点を強く感じていた。

一つは、義歯着脱時に鉤歯にかかる横方向の力であり、もう一つは義歯を安定させ脱離を防止する機能面と、 鉤歯或いは支台歯の保全をバランスさせることの難しさだった。

より完璧な適合と適切な維持力を求めて試行錯誤の連続だったが、
4年ほど前に『OPAインテグラシステム』に出会いある種の『閃き』を感じた。


これなら『理想の装置ができる』と、確信した。


早速日常臨床の中に取り込み得意先へのアピールを開始した。
反応は、想像よりは低調だったが、時を経るごとに臨床実績は増えていった。


そのなかで遭遇したのが『健全な歯牙を削りたくない』という声だった。 補綴したほうが安定した義歯を手に入れられるのにとも思ったが、 度々の要求に審美的要件を満たしながらなんとか安定して良く噛める義歯を作れないものかと検討を始めた。 2ピースの金属床を作ってみた。歯牙・歯列のアンダーカットを利用し、床を前後に分割、方向性の違ったアンダーカットを付与し、 『OPA』で繋いだ。上手くできたが、臨床での取り扱いに不安が残った。  

  発想を変えた。  

  歯牙の近遠心方向のアンダーカットの大きさに注目し、OPAで用いたトラックを義歯側に取り込み歯軸方向にスライドさせ、   歯牙の遠心側アンダーカットに入り込む装置を作ってみた。義歯は見事に、『審美・機能』を満たし、安定した。   1歯の歯牙も傷つけることなく。『ムービングトラックシステム』が完成した。  このシステムの最大の特徴は、健全な歯牙を傷つけることなく『審美と機能』を満たすことにある。
 
  特に審美的要件を満たすために多くの健全な歯牙を削らねばならないとき、補綴術式の一つとしてなくてはならない手法であると思う。
  また、維持・支持・把持を合わせ持ったエーカースクラスプから役割を分担したムービングトラックシステムに置き換わることで、   義歯着脱時の鉤歯の負担はなくなり、確実な維持が得られることになる。   加えて、舌側にスタビライジングアーム・ウィズ・レストを付与することで、堅牢な支持と側方力に対する安定も得られた。  スタビライジングアーム・ウィズ・レストの設計は、欠損部位・歯数によって変わることは言うまでもないが、  舌感や機能に影響を及ぼさない範囲で歯列で受け止める配慮が必要だと思う。
 何故なら、力の分散を計ることで、1歯当たりの負担を軽減し長く咬合環境を保存したいと思うからだ。  また、設計の際には、前述以外の機能として、着脱方向と・・・方向をずらして設定することで、  上方への離脱力に抵抗出来るように設定することも重要だ。 ムービングトラックとスタビライジングアーム・ウィズ・レストで構成されたこのシステムは、 OPAの様に遊離端義歯に於いては、遠心側に支持要素を持たないため・・・圧によって若干沈下するよう設計されている。
片則処理にも活用できる理由がそこにある。
鉤歯を強固にアームで連結しレストで支持。OPAの基本形の連結冠となんら変わらない。


今回は、『ムービングトラックシステム』の誕生の経緯に触れながら、 理論的な背景に基づき、片則処理のモデルで実技を通して要点をご詳解していきたいと考えております。
特にアンダーカットの活用は大変重要な要素であり、全額模型を用いながら、実際に計測して頂きたいと考えております。

会場でお会いできるのを楽しみにしております。

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2.次回予定日時/場所


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3.研修時間割


AM
9:30 『ムービングトラックシステムへ至る道』
10:30 『実技研修ステップ1 デモ』
11:00 『ムービングトラックのワックスアップ』

PM

12:00    昼食

13:00 『実技・排列』
14:00 『スタビライジングアームのワックスアップ』
16:00 『短時間で、しかも精度の高い鋳造床の作り方』
        

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4.講師


小川善男講師:『審美的要件を満たし、長期的に安定して良く噛める金属床の製作法』

講師:小川善男

川島英男先生に師事、強い影響を受ける。
鋭い洞察力と、優れた加工技術。
職人芸の様な感性は決して妥協を許さない。
朴とした語り口に、鍛え上げられた哲学がある。

【略歴】
1954年 宮城県加美郡小野田町に生まれる。
1978年 仙台歯科技工士専門学校卒業
〃年 日本デンタル㈱ 入社
1982年 ㈲日本デンタリューム設立(加美町)


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5.料金詳細


¥37.800(消費税・材料費含)
※Co-Crフレーム、サンプル樹脂模型、作業模型、サべーイング用石膏全顎模型、
P.Aコネクター1個、センチュリーワックス1缶付


振込先―常陽銀行多賀支店 普通
  1307125 チョーワ(株)
  
  
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6.お申し込み


下記の方法でお申し込み頂けます。

①お電話にて
0294-32-2581(チョーワ株式会社)へご連絡下さい。
『~研修会の件でHPを見た』と言って頂ければ、
係りの者がよろこんでご案内差し上げます。

②FAXにて
お名前/出身校/勤務先住所/ご連絡先/受講選択過程/講師名/希望日程を添え、
0294-32-2583(チョーワ株式会社)へご送信下さい。

②メールにて
お名前/出身校/勤務先住所/ご連絡先/受講選択過程/講師名/希望日程を添え、
qqr293q9k@tea.ocn.ne.jp(チョーワ株式会社)へご送信下さい。


※①~③いずれの場合も、受講料を下記口座にお振込み頂いた時点で正式にお席を確保させて頂きます。
お振込み完了後は速やかにご連絡くださいませ。

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